_ [旅][自転車][豚][そば] 日光で輪行。輪行で日光。上野-宇都宮-日光

18きっぷが1枚余っていたので、思い立って輪行。余裕でグリーン車だが当然ビールは飲まない。
いつの間にか10分で輪行バッグに詰められるようになってた。

定時到着。車内に朝から激しい酔っ払いサラリーマンがいた。おっさんだろうなと思い、見ると俺より若かった。大宮で降りていった。朝まで仕事して6時とかから飲んでたのか、金曜オールしたのか。

日光線の205系が鎮座。この線とホームだけ日光フォント。

日光線の発車まで40分あるので、宇都宮駅でそばを食おうと決めていた。
冷やしとろろめかぶ蕎麦。めかぶがうまい。ゴマを追加でバシバシかけて、瞬食。

みんみん発見。発車時間が近づき電車に戻ると、観光ガイド持った外人だらけ。車内半数以上外人。大グループではなく2,3人の小グループの山。
何？日光ブーム？とにかく人気らしく、京都より外人率高そう。

ついた！スパッと着替える。というか、マシン組む。手を黒くしないためには..軍手すればいいのか。
曇天の中、発進。

駅を出て右に少し上がると東武日光駅。
ものすごい数の観光客が駅から吐き出されてくる。人でごった返すといった表現が最も適している。これが観光地としてのブランド、集客力かと感心する。駅前広場では餃子に長蛇の列。うーん、ここではJRは東武に完敗だな。スペーシア特急1本で来れるのはデカイな。

案内所で地図だけもらって出発。ここから700m上がるとは知らなかった。

_ [自転車] 序章。まだ走行してる。現金を持ち歩け。

中禅寺湖には、120号をひたすら爆走（爆歩も可）していけばよい。東照宮は何度も来たのでスルーしていくと、17kmとの表示。「山の17kmか...」と軽く目眩がするがもう戻れない。
とりあえず、多少なりとも山は涼しいのは間違いない。

93円しか現金がない。おそらくアホである。
SAVE ONで「上にコンビニありますか」「隣のファミマがラストです」との情報を。ATMで少額を引き出し、パンとおにぎりとコーヒー牛乳をedyで買い、即胃に転送する。塩分用のアメと水も買った。(だが、水は後で足りなくなった）
日光ついた時から曇ってたので「雨降りますかね」「はい、降りますねー」と笑顔で答えられ、いろいろと不安になる。
何しろ雨用の装備を何一つ持っていないのである。ハハッ

補給完了、走行再開。120号120号と唱えながら走る。

車と違いどこにでも停められるのが便利。こんな風に水曜スペシャルごっこも可能。クマいるよなこの辺....

変なもの発見。どうやって流木を上に置いたのかｗｗｗ笑った。

野生のジムグリ(無毒)初めて見た。路上で死んでたけど。
外傷はなかったので死因は不明。一応土の上に戻してやる。置いただけだけど。

いろは坂入り口に到着。ここまでで、自転車人には3人しか遭遇しなかった。笑顔で下っていく人（ロード）、ミニベロで下っていく人（どうやって登ったんだ)、上りのロードの人（死にそうながらも俺よりは速かった)
バイカーは中高年というか高年中心にいっぱいいた。5台程度のグループが多かったか。

_ [自転車][豚] いろは坂は登山である。

まだ余裕があった。そのうち歩き始める。

歩き出すと分かるが、15kgの物体を押して山を登るという別のスポーツになってきている。時々眺望いい場所があるので、騙されながら歩く。走る。

1200mまできた。ここで「中禅寺湖　標高」で検索すると、標高ではあと100mないとわかり、俄然やる気が出る。（歩く走る速度UP）

ほどなく水がなくなり、沢の水を詰めて行く。水は冷たい。
あまり生気もない。

明智平SA。写真のボトルの中身は沢の水。日頃の行いか当然のようにロープウェイはアウト。

TVでよく見る、車にサルが乱入して袋ごと奪って行くのをライブで見た。
ほどなく中禅寺湖到着。こういう時は思わず声が出るよなー。「ついたーーーー！」

_ [自転車] 戦場ヶ原まで足を延ばす。

時間もありそうなので、6kmほど先の戦場ヶ原まで行ってみる。
国道からしか見てないが、とにかく広い！あとクマ目撃情報多すぎ！宇都宮大は何の演習か。軍事演習か。ふむ、農学部の演習か。

これが若さか....

中禅寺湖に戻り風呂を探すと、近くのホテルなどに日帰り湯がいっぱいある。近くのみやげもの屋で割引券をもらい、風呂突撃。

中禅寺湖を眺めながら風呂。至福。しかし硫黄臭い。
まだ先があるのでビールを1本だけ。

券くれたみやげもの屋で補給後、華厳の滝へ。日頃の行いか営業終了+濃霧ダブルアタック。

_ [自転車] 無敵のダウンヒラー

ダウンヒル開始。上りよりカーブがキツイ。なんでやねん。車もブレーキ踏みまくって渋滞になってるので、車数台を俺が先導するみたいになってた。
ほどなく濃霧になる。死ぬわ。

下るのは何でも速い。人生もそう。
いろは坂降りきったらあとは40km/h巡航で爆走。信号もないし、一番楽しかった。登った者へのご褒美と思い、爆走を堪能する。風になるとはこのことか。とにかく爽快。

で、あっという間に駅。もう上りはないだろうと調子に乗り宇都宮まで行くことにする。33km追加。途中で祭りに出くわし補給。もう真っ暗。

その後上りはないが道が完全に真っ暗になり対向が来ないと何も見えない的な恐怖をしばらく味わう。一本道のはずだが途中で不安になり、「あの店で聞こう」「あっラブホだった」とかもう真っ暗。クマ出たらどうしよう。

宇都宮到着。ボケ具合が心象風景だな。
最終の湘南新宿ラインに間に合わず、上野行に乗る。「上野乗り換え....京浜東北...死ぬ....」と思ったら、大宮で高崎線からの最終湘南新宿ラインに乗り換えられることがわかり、 4分で気合で乗り換えて大崎下車。
家に帰るまでが遠足です。

一週間経ってもなんかしんどい気がするが、いろは坂の下りはもう一度挑戦したい。

結果：走行(歩行含むww)距離：97km. →新記録